2012年7月

寺子屋まつり

永昌寺について、はや3年!

巷では、美坊主などと坊主がもてはやされ、

坐禅なども軽い人気を博している今日この頃ですが、

こんな私もお寺を元々の姿に改良していくべく、

地元の若者や重鎮の皆さまと話しをすすめ、

ついに、「寺子屋まつり」と称して、坐禅会兼コンサート兼お祭りなる催しを、

東北地方も猛暑突入となった7月28日に開催しました。

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地元民による地元民のための寺子屋祭り、

雰囲気すらも予想できないこの催しですが、始まってみれば、

70名ほどの方々で本堂は埋まり、用意していた座布団が足りなくなるほどの参加でした。

始めは、坐禅から、足の組み方、手の置き方、そして調身 調息 調心を説明し、

約20分ほどの坐禅!

4歳の子供も、必死になって坐り、2歳の子供もお母さんのとなりに、じっと黙っている姿に、

坐禅の力、お寺の力というものと感じたのは、僕だけではないでしょう。

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次には、ピアノ、フルート、パーカッションのセッションのはじまり。

演奏者3名共に町民。

みなさん、アマチュアながら演奏会で活躍されている方々。

すばらしい、コラボに拍手喝采でした。

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最後は、子供たちによる合唱です。町の子供2名を含む10名ほどの合唱団「ミューズ」が、

こころ温まる歌を披露してくれました。

その後は、境内に設置した屋台で、「金魚すくい」「かき氷」「輪投げ」「くじ」などなどで、

夏休みのひとときを楽しみました。

宗教離れや簡易葬儀が騒がれる昨今ですが、

お寺の力はコミュニケーションの力。

寺子屋と呼ばれ、子供たちの勉強の場であったり、

さまざまな体験をする場であったお寺が、

いまこそ、再び必要になってくる。そんな気がします!

 

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もちろん、わが師ラオウは、一瞬たりとも玉座を離れず、

ただただ境内を睨み付けているだけなのですが、

こんなイベントには関心もないが反対もせずに放任しているところが、

ラオウっぽいと思う今日この頃なのでありました。

追伸:結局ヨシマルエンタープライズやトップトラベルにいた時代と同じことをしていると思っているのは、僕と僕の妻だけなのでしょうか!?

Posted on 2012.07.30

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因縁なるもの

偶然ではない、必然である。

マスター クワイ・ガンであれば当たり前のように口にするセリフであろう。

僕が、坊さんになったのは長男であるがゆえに、致し方がないとして、

38歳で大本山總持寺に行ったのも、日体大を卒業したがゆえにか、

プロスキーヤーであったからか、そんな因縁で、

周りが吹聴するほど、体力的にはしんどくはなく。

そして、戻って、資格を取るために始めた布教師。

一緒に布教師検定を受けた同級生坊主が、大震災によってお寺を流されてしまった。

そんな因縁で、直後から今に至るまで、幾度となく足を運び復興のお手伝いをしている。

かと思えば、資格をとるためだったはずの布教師。

布教師養成所なるブンデス スポーツ ハイムのような所へ入所し、

また修行のような流れが始まると、そこには同年代の体育会系全体班長がおり、

何やら同じ匂いのする人を見つけてしまったような気がする今日この頃。

そして、被災した彼も、全体班長の彼も、僕と同い年であるからこれも因縁。

布教師仲間の師匠が我が師ラオウと同級生というのも因縁。

子供が生まれて岩手に戻ると、スポーツ少年団の面倒を見ている現在も因縁。

結局、すべては自分の人生の中で納まるところに納まっていくのである。

ということは、納まらない人生を送っていた僕は、

これからも納まらずに予想もしない展開へ進むのであろうか、なかろうか!!

 

 

Posted on 2012.07.22

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THE ZEN WARS BEGIN

大本山總持寺に安居し、坐禅を主体とした生活をはじめて5年。

坐禅の真髄に気付くに至るには、修行を始めて10カ月目の12月8日。

坐るときの骨盤の使い方、そのために結跏趺坐(両足を組む)をする股関節の使い方、

そして地球と宇宙を貫く骨盤から頭蓋骨までの姿勢、

心を制御するための呼吸方法、

明鏡止水と思われる心の置き方、

「調身 調息 調心」という坐禅の基本。

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これこそスポーツ選手における心技体の整え方なのだと気づいたのが,

總持寺修行での成果なのでしょうか。

眠さに耐えて続けた修行、12月1日から坐禅強化週間(臘八攝心会)に入り、8日目の12月8日。

今までできなかった結跏趺坐(両足組み)が出来るようになり、

眠気なのか、疲労なのか、朦朧としていたのか、身体全体が宙に浮くような、

身体の重さも感じずに、身体も心もここにあるのだけれど、心の移ろいが無くなるというような、

頭頂部から骨盤底筋までが一直線に宇宙まで繋がるような、

もっと簡単に言うと、全てがフラットになる感覚。

浮きもせず、下がりもせず、ピンチにも動ぜず、チャンスにも高揚しない。

常にフラットな気持ちで勝負に挑む、そんなことができたなら、

必ず100%の力が発揮できるのであろうと気が付いた12月8日。

奇しくも、この日はお釈迦様が悟りを開いた日なのです。

僕が気づいたことは悟りでも何でもありませんが、なんの因果かそんな日に、

初めてしっかり坐ることが出来たわけです。

あれから5年。

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ついに、スポーツの世界でも本格的に坐禅を指導することになりました。

軟式野球岩手県代表。国体や天皇杯へ出場する社会人チームです。

2016年の岩手国体では、上位進出をねらうチームが、

坐禅トレーニングを取り入れました。

坐禅は、「調身 調息 調心」

スポーツは、「心 技 体」

これらがアクエリオンのように合体したとき、

どのような成果があらわれるのか、

禅の心得でいうと、そんな成果も期待するのではなく、

只々坐ることが大切であり、只々スポーツをすることが大切なのでありますが!

これが、新たな始まり創成合体体育坐禅です。

 

 

Posted on 2012.07.20

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