2009年6月

THE ZEN WARS Episode 4 ~100日禁則の始まり~

100日禁則

それは、本山修行の始まりでもあり、そのものとも言える。

始まりにして最大の苦行!

持ち物は、決められたもの以外は厳禁。もちろん見つかれば没収。

決められた時間に決められた行事をおこない、

食べるものも朝、昼、晩の3食以外には何もなく、

あるのは、水道から出る水ぐらい。

外界とのつながりもシャットアウト。

電話もできず、新聞も読めず、手紙も書けないわけである。

無論テレビもラジオも聞けるはずもない。

朝4時に起き、坐禅に朝課、

朝はお粥のみ、そして看読寮看経(寮内法要)をしたら、そのまま着座(説教タイム)

終わってすぐに作務衣に着替え、全長1キロの廊下清掃では、雑巾2枚を持って床拭きだ。

すぐに寮へ戻り、着替えを済ませたら、お勉強。

法要がある時は、一日に10座以上の法要に参列し、

無い時は、何かしらの作務。

11時30に昼ごはんをいただき、すぐに再び長廊下作務。

午後の法要もしくは作務。

3時ころには晩課があり、4時45分に晩ごはん。

その後、入浴したら、寮に戻って、寮内清掃およびトイレ清掃。

7時ごろから8時30分頃まで着座でぎっちり説教され、

膝も腕も痛みはMAX、なんなら起きている間中、声はMAXなのである。

着座が終わって、新倒みんなで布団を敷き、寝る準備。

準備はするものの、すぐに寝れるはずもなく、

この9時過ぎが、唯一の便勉強時間なのである。

明日の法要の動き、配役の勉強、お経の暗記などなど・・・・

覚えることは、いくらでもある。

そして、また明日も4時から一日が始まるのである。

もちろん、ノート書きもこの夜の時間が集中して書くことのできる時間。

そんな、我々8名は、ノート提出の日が来てしまった。

結局、書き終えたのは二名だけ・・・・

僕とホウゲンのただ二人!

なんともチャレンジャーな我々は、もちろん再進を言い渡されたのである!

再進とは、もう一回という意味であり、

どんなときでも、再進といわれたら、もう一回なのである!

Posted on 2009.06.30

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パダワン

岩手に帰って来て、はや1ヶ月が過ぎ、

徐々にこの生活にも慣れてきました頃合いですが、

心配だった、三枝さんも以外にすぐママ友が出来たりして、

思っていたよりは、みんなで馴染んでしまった今日この頃ですが、

 

DSC03312.JPG
ラオウのパダワンになり、かなりユル~イ修行が続いております。

とはいえ、本山での教えを守るため、毎朝のお勤めや作務は欠かせないのですが、

お昼を過ぎると以外に暇なことに暇なこと・・・・・

 

夕方には、毎日散歩、近所にいる安璃のお友達と、ほぼ毎日遭遇し、

三輪車や砂場で遊び三昧。

 

最近では、三枝さんがお出かけの間、安璃と二人っきりで遊ぶ。

時には泥あそび、時にはおんぶで昼寝をさせながら作務。

DSC03313.JPG
ほとんどヨーダを背負うルークな気分で、毎日を過ごしております。

 

先週、仙台までお出かけして、ICIカスタムフェアなるものに顔を出してみたら、

いるいる、懐かしい顔、顔、顔・・・・・

相変わらず浦島太郎感覚を味わったのでありました。

そしたら、今週末のカスタムフェア盛岡では、オガサカのブースに立つことになってしまい・・・

営業を忘れて、説教しないように気をつけなければと思う今日この頃なのでもありました!

Posted on 2009.06.30

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THE ZEN WARS Episode3 ~看読寮への突入~

1週間の旦過寮も終わりにさしかかると、応量器の使い方や着物の着脱、

大衣での進退も素早くできるようになってくる。

偈文もほぼ覚えてくると、若干余裕も生まれてくる。

これが気の緩みというやつだ。

普段から笑顔で暮らしていた私、誰とでも仲良くなれる私。

同日安居のやつらと、身の上話が始まる、周りから見られていることも忘れ、

話が隣の部屋に筒抜けなのも忘れ、話がはずんでしまったりもする。

そうすると、いきなりやってくるのが古参和尚なのである。

目くじらをたて、すごい剣幕でやって来るやいなや、

「なに笑ってるんだ~余裕か!?」

と問いただしてくる。凍りついたように「いいえ」と大声を張り上げるのだ。

寝る時もそうだ。やっと寝れるとき、唯一みんなで洗面所へ行けるのだ、

そして、今日あったことや明日の出来事をみんなで話したりしていると、

どこからともなくやって来るのが古参和尚。

そして、僕のもとへとやって来ては、「余裕か!?」と問いただされ、

大声で「いいえ」と答えるのだ。

どうやら、アラフォーが3人も揃ってしまったせいか。

一番余裕そうに見える私は、狙われているらしかった。

旦過寮を終え、明日、看読寮へ上がる我々は、

「お前、明日、待ってっから!」と告げられ、夜の帳を迎えるのであった。

とはいえ、年齢が一回り以上も下の若者に、待ってると言われても・・・

脅しにならない脅しを少しだけ気にしながら、

そんなことよりも、明日の朝の進退を間違えないようにすることのほうが、心配なのでありました。

そして、いよいよ朝が来て、大禅師猊下の前でご挨拶をして、

これからの苦労に備えるための、きっとこれからは食べられないような御膳をいただき、

いざ、看読寮へ突入するのでありました。

 

そこには、今まで以上の「はい」と「いいえ」の雨霰!

全ての行動は、新倒での連帯行動。

決められた時間に決められた行動を余儀なくされ、

先ずはじめに、5日間で「鐘司指南書」という本山での全ての鐘の鳴らし方を記した資料と、

「諸資料」という、本山での月々の行事や仕事内容を記した資料を、

1文字も抜かさずに、同日安居8人全員が、それぞれのノートに書き写すという課題が与えられたのです。

もちろん、毎日の行事は行事、空いている時間のみで書き上げなくてはなりません。

そして、自分の空間と言えば、畳1畳とその前にあるカンキと言うミニタンスと、

寮内での机。これもカンキと呼ばれるが、3人で一つを使うのである。

そして、カンキでのお勉強は、もちろん正座。

脚を崩せば、否応なしに蹴りが飛んでくる。ので、正座。

更に、着物や大衣が乱れていても叱られる。身だしなみを整え正座にて、お勉強をするのである。

タイムリミットまで、あと4日!

Posted on 2009.06.21

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復活祭!

雪の世界に復活するべく、

去る6月6日~7日に、月山で復活祭をしてまいりました。

DSC03143.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TEAM ZAPの面々とロンクルの仲間たち、

霊山であり19歳のときから欠かさず通い続けた月山で、

復活キャンプをおこなったことになにやら因縁を感じる今月今日なのです。

アメニモマケズという月山らしい天候のなかでしたが、

昔からの仲間と新たな仲間とが融合するREBIRTH CAMPなのでありました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに復活なのは、吾輩のグルメの旅もまた始まるということ・・・・・・

行きは牛タンでしたが、帰りはやはり「月山山菜そば 天ぷら付」ですよね!

Posted on 2009.06.08

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THE ZEN WARS Episode2  ~旦過寮への挑戦~

本山に上がり、最初の1週間は、ひたすら座禅なのである。

何時に起こされるのか、寝るのかも知らされぬまま、

暗いうちに起こされ座禅!

朝課(ちょうか)という朝のお勤めをして座禅!

食事も座禅でいただきます!

その後も旦過寮(たんがりょう)で座禅!

その間、面壁といって、壁に向かいそこに貼られてある偈文(げもん)を覚えるのである。

旦過寮での座禅以外は、食事のみ。

その食事も、応量器(おうりょうき)という全てが重なり合う、まるでマトリョーシカのような器を、

決められた作法で決められた順序で、決められた食べ方でいただき、

全員で合わせて食事を盛られ、食べ始め食べ終わるというもの。

はじめは一回の食事で1時間もかかってしまうので、食べるどころか脚が痛い!

もちろん、作法を間違えたり、音を立ててしまうと怒鳴られるのは言うまでもない。

やっと食事が終ると、また旦過寮で面壁なのである。

1週間の間に、7つの偈文といくつかの唱えごとを暗記しなければならない。

覚えなければ、その後にどんな恐怖が待ち受けているのか・・・・・

ちなみに朝ごはんを小食(しょうじき)、昼食を点心(てんじん)、夕食を薬石(やくせき)という。

朝はお粥のみ、これを粥(しゅく)という。点心と薬石は、お米と味噌汁に2品のおかずがつくのである。

驚いたのは、一汁一菜だとばかり思っていたのが、おかずが2品もついて、しかも思いのほか美味しいのである。

とはいえ、お腹いっぱいになるはずもなく、それより何より脚が痛いのであることに間違いはない。

日は立ち、4日もすると、作法も覚え素早く的確に食事ができるようになる。

そんなころに、偈文のチェックが始まるのだ。

覚えていないものが当てられた日には、、、、、、恐怖が続くのは日常茶飯事。

そして、四六時中の座禅で、脚は痛みMAX。

返事もMAX。

あたりが暗くなり、もう何時か分からなくなってきて、膝の痛みもMAXのころ、

古参(こさん)が入ってきて寝る場所へ案内されやっと寝ることができるのだ。

 

古参が入ってくるときが一番の恐怖なのである!

これは、どんなに態度のでかい者でも、恐怖を感じるであろう。いや絶対感じる。

これは似ている、あの時のあの状況に、、、、、、

盛岡一高に入学し、教室にロンゲで汚い制服に身を包んだ応援団がいきなり入ってきて、

全員を罵倒し、「イス」の声一色にしたときに・・・・・・

いまは、それがハゲ血気盛んは坊さんになり、返事が「ハイ」と「イイエ」になっただけなのだ!

 

そして、その時はじめて、僕が狙われていることに気づくのであった・・・・・・・・続く

Posted on 2009.06.03

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